べた惚れしてるのはどっち? 社会人百合小説

「あー今日も私のシロちゃんがかわいすぎる。」「よく飽きずに毎日かわいいとか言えるね。」そっけなく返しても目の前の無駄に美人な恋人はご機嫌な顔で「だってかわいいんだもん。死んでもいい続けるよ。」本当は嬉しいけど素直になれなくて黙っていると悲しそうな表情で「ごめん。さすがに毎日はうっとうしいよね。」は?急に何。その程度の愛なの?なんて自分の対応を棚に挙げてもやもやしてると「嘘だよ。不安になった?」なったよ。なったけどそんなの言えるわけないじゃん。だから「別に。」と答えればちょっとだけ垂れた目でじっとみつめてくるから心地が悪い。「シロちゃんは私にかわいいって言われなくなっても平気なの?」「は?そんなの私が言われたいとか言われたくないとかじゃないじゃん。貴女が、可惜夜クロさんがかわいいと思ったなら伝えればいいだけでしょ?なに?今までのかわいいは機嫌取りだったわけ?」自分できいてて悲しくなってきた。というか私短気すぎる。呆れられても仕方ない。

ちょっと意地悪な質問をすると苛立ちを隠しきれないすねた子供のように強い言葉を浴びせられた。でも、これでいい。素直になれない彼女のことだから近いうちに可愛いって言うの禁止してきそうだったからあえての発言だったから。「じゃあこれから先も遠慮せずにかわいいって言うね!」

不安になってキツイ言葉を浴びせたから愛想つかされるとか杞人之憂だった。やられたしこういう女だった。これじゃ私は可愛いっていわれても受け入れるしかない。私がどんな反応するか予測してたんだろう。いや、別に嫌じゃないしむしろ可愛いって言われるの嬉しいけど恋人に、好きな人にそんな頻繁に可愛いなんていわれたら照れるしどう返せばいいのか頭を悩ませる私をみて面白がってる説あるから頻度減らしてほしかったのに。でもその整った顔が柔らかい表情をして好きだよと伝えてくるから結局私は許してしまう。この人は綺麗系だけどいつか、私も素直に私に向けるその優しくてあたたかい笑顔が大好きで可愛いと伝えたいな。

 

社会人百合小説まとめ

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投稿者: shirokumaroll mashiro

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