飴村乱数 夢小説1

飴村乱数 夢小説
「オネーさんっ!浮かない顔してどうしたのー?」
「家に居場所がないので。」
「家出?何歳?」
「20歳。」
大人しそうな外見にもかかわらず家出ときた。まあ、未成年じゃないなら問題ない。
「じゃあさ、今日は僕と遊ぼうよ!」
「有名人といたら目立ちそうですね。」
「あはっ僕のこと知ってるんだ!目立つのはいや?」
「いえ、目立ちたがり屋なので歓迎です。」
「意外〜!大人しそうなのにね!それとさ、呼びタメでいーよ。オネーさん敬語とか慣れてなさそう。」きいててたどたどしい。それに歳の差でマウントとるなんてダサい。
「ありがとう。」
「あっ初めて笑った〜!どういたしまして!」へえ、笑った顔は結構好きかも。
人生で飴村乱数と話す機会なんてないと思ってたから緊張してた。
「過去形ってことはもうなれたの?」嬉しくて緊張で泣いちゃうオネーサンは今までいたけど喜ぶでもなくこんなあっさり緊張してただなんて面白いの捕まえたかな?
「まあ、楽しまないと損かなって。一日限定の友達でしょ?」あの飴村乱数相手に私は何言ってんだろ。。だけど肯定しろ。マイナスはいらない。
「あはっオネーサンほんとあっさりしてるね!イーネ!そう!僕達は友達!何して遊ぼっか?」普通なら一日限りの恋人になりたがるのに変わってるなー。まあ気楽に話せていっか。あまり期待させちゃうのも経験上面倒だ。
「なんだっていいよ。は困らせるかな。」「そうだね〜適当に歩きながら考えよっ!オネーサン中性的なのはわざと?」
「そう、初対面だと間違われることもあるけどこれが私で僕だから。」「いいね!人の視線なんて気にせず自分らしく生きる!そんなオネーサン素敵だな!」
「人の視線は気にならない。って言ったら嘘になるけど、20になったら自由に生きるって決めてたから。」
「ところでさっオネーサン名前は?」
「…名前なんかどうでもいいから好きなように呼べばいいよ。」
「オネーサンでもいいの?」一瞬表情が曇った。名前、嫌いなのかな。
「いいよ。歳下だけど。」歳下だろうとオネーサン呼びは噂通りで本物なんだなって整った横顔を軽く見る。身長は同じくらい。女装したら似合いそう。
「えっ?」
「あっごめん。口に出してた?」
「んー女装したら似合いそうってハッキリきこえたかな!」
「色白美肌で中性的だからつい。」
「アハハっいいよ!褒められて悪い気はしないからさ!でもそれを言うならオネーサンも色白美肌で中性的だから僕達は友達って言うよりも兄妹みたいだね!」
「こんな有名人と兄妹だったら自慢してまわる。」
「なんなら幻太郎でも呼ぼうか?」
「夢野幻太郎?」
「うん!君と同い年は今日は来れないだろうから。」
「いつかにとっておくよ。まあ、一日限定の友達だから次回なんて迎えずに死ぬんだけど。」
「えーなんか暗いよ!もっと明るく!」
「ああ、ごめん。生まれた時からネガティブ思考キャンペーン中だから。」本当に、ネガティブ思考どうにかなんないかな。飴村乱数はネガティブになることないのかな。明るくて可愛くて、でもどこか氷のように冷たさを実感させるのが画面越しの感想だ。後者の1面はまだ見せてくれないけど。見ない方が安全か。
「うわっ何そのキャンペーン。というか期限無期限?ネーミングセンスもすごっ!」わりと本気で驚いた。いや、まあ。確かに大人しそうでポジティブな印象でもなかったけどさ。
「そ、期限無期限。つまり死ぬまで。いや、死んでも変わんないかも。」
「アハハっ確かに死んだところで変わらないかもね!」
僕もつねに面白いことを求めるポジティブさは変わらない。俺だって死んだところで変わらない。一生人間どもを恨み続ける。
「うん、人間なんてそんなもんなんだ。それに、唯一普通な面だから強制的になおそうとも思わないし。」
「オネーサン普通じゃないの?」
「うん。なんて言うか、一言で言うなら失敗作?」
失敗作と口出した瞬間、空気がひんやりした。さっきまで澄んだ空気だったのに。NGワード?
「もーそんなこと言っちゃメッだよっ!」
「ああ、うん。ごめん。」
気の所為?いや、確かに反応した。確かめたいけどそんな勇気はない。
「でもなんで自分のこと失敗作だなんて言うのさ〜?」
「どんなに頑張ったってすぐリセットされちゃう脳だから。頑張るだけ無駄。飽き性だし。だから失敗作やタヒねって言われて育ってついに体も心も頑張れなくなっちゃったからかな。価値ないでしょ。」初対面の人間に私は何を言ってるんだろう。こんなことを話す予定無かったんだけど。
「うーんん。複雑な脳と環境で育ったんだねー。でも家出したんだからもうそんな環境ともバイバイしたってことだよ?だから明るく生きてみたら?」
「そ、うだね。」肯定は嘘。君とサヨナラをした後に自殺するつもりだよって言ったら止めてくれるだろうか。初対面の人間に私は何を求める。
なんでどもったの。無理だと諦めてるから?それならいいけど未来なんてどうでもいい。まるで未来がないような。それだ。普通は一日限定なんて言わない。「オネーサン。死ぬの?」「えっ」はっ?なんでバレた…?
「自殺ならオススメしないけどなーそれとも病気?」
踏み込むなんて僕らしくない。特定の相手は作らないからこそ詮索しないのがモットーだったのに。なぜか、この女は気になる。
「…両方かな。薬を使わなければたぶん死ねる。」何を正直に答えてるんだろう。あきれと可笑しさで笑いながら答えてしまった。
「ふーむ。じゃあさ、最後に楽しい思い出を作ってあげるよ!」死ぬのが馬鹿らしくなるくらいのね。ボランティアは興味無いけど僕と関わった人間が死んだら中王区が詮索してくるかもしれない…なのにこの女まったく楽しそうにしない。女が好きな甘いもの、可愛いぬいぐるみや服をみても反応しない。かと言ってかっこいい物にも興味を示さない。もしかして…「オネーサンってうつ病?」「き、みは観察力えぐいね。」「だってさー何見てもつまらなそうなんだもん。」「1つ訂正するなら人間をみる時は少し楽しいよ。」「人間好きなの?」「大っ嫌い。」「…あははっ嫌いなのに観察するんだ〜僕達ってほんと似てるね!」「私と君が…?勝者が君で劣等生の私が敗者ってところかな。」「オネーサンほんと自分を卑下するねー。話してて頭悪い感じしないけどなー。」「昔は才溢れる物として扱われてたから、その時の過去の栄光に縋りながら生きてる人間はどう考えても敗者でしょ?」
「また頑張れば?」他人事。正直ネガティブ思考にあま興味はない。
「心も体も病気じゃそんな気力ないな。ああ、ごめん。酷くつまらなそうな顔をしてるね。」
「えっ…?いや、そんなことないよ…?」面には出てないはず。なのになんで。
「私は敗者だけど同類だからわかるよ。」ああ、踏み込んでしまった。可愛い子が実際はこわいなんてよくあることなのに。外れてくれ。
「…そうだね。興味ない。じゃあついでに言うけど僕と関わった後に死なれると困るんだよねー。だからさ、あと100日くらい生きててくれない?」
「勝手だね。それにはい分かりましたって言うと思う?」
「やっぱだめ?」
「100日。相手してくれるならいいよ笑」
「えっうわーオネーサン嫌がらせ考えるの上手そう。というか100日も一緒にいたら余計オネーサンが死んだ時目立ちそう。」
「飴村乱数。同棲中の友達?彼氏?彼女?が死亡!とかありそうだね。」
「うわぁーヤダ。」
「決めた。100日一緒に過ごそう。却下されたら遺書に君の名前を書いちゃう。」
「…うそでしょー…」何この女。最悪…というかよく思いついたな…
何が一日限定の友達だ。
「オネーサンの嘘つき。」
君もうそつきだからこれでおあいこでしょ?

多分続きも投稿すると思うのでこのサイトブックマークしていただけると嬉しいです。

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投稿者: shirokumaroll mashiro

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