BLお題小説 覚えててくれたんだ

今生きてる。それで満足しろって無理な話。返して、もとの、ギリギリでも結果を出し続けた脳を身体を心を。そんな感情が強い日だ。恋人だけが僕の救いで、でも同時にパーフェクトなこいつに嫉妬する。視線は手元の難しそうな本が独占してるから少しくらい見つめても気づかないだろ。そう思ってたのに「そんなに見つめて俺の顔好きなの?」「本に集中してたんじゃないの」まるで妬いてたような事を言ってしまった。違う、その気持ちがゼロなわけじゃなかったけれど違う。

「この本は何度も読んでるから。それに前に読書に熱中しすぎて怒らせたからね。」ああ、「覚えてたんだ。」普通に驚いた。日常のささいな出来事だったのによく覚えてくれてたな。嬉しい。「もちろん。君のことに関しては忘れたくないからね。」口が上手い。そして甘い。嫉妬心がくだらなく思えてくる。「その本好きなの?」英語のタイトルでおそらく内容も英語。頭までいいのかよ。って思ったのは1度じゃない。

「まあまあかな」君の病気についてのことわずかな情報が載ってる医学書だから何度も読んでるわけで好きな訳じゃないけれどこれは内緒。「英語で頭疲れないの?」「そうだね、長時間は少し疲れるけど。」「すごいな」「君だって英語読めないわけじゃないだろう?前に英語の成績がよかったって機嫌がいい日あったの覚えてるよ。」今は英語に興味はない。そんな顔をしてたから雰囲気を変えたくてそっと頭を撫でる。急に何、でも嬉しい。そんな様子に変わって一安心

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投稿者: shirokumaroll mashiro

しろくまロールです。ましろです。パスワードは222です。