BLお題小説 付き合う前の初めての秘密

なんでも話してた。話せる相手だから秘密なんてできないと思ってた。なのに、言えない秘密ができてしまった。好き。恋愛感情を抱いてる。そんなこと言えるわけなくて。「どうしたの?」不思議そうにこっちを見てくるその瞳に後ろめたくなって逃げ出したくなる。必死に堪えて「なんでもないよ!ただ、もうすぐ決めなきゃ行けない。期限が近いなと思って。」「結局応募することにしたの?」「まだ迷い中。」「今週末まででしょ?応募しなよ。きっと君ならいい作品ができるよ。」嬉しい。才能豊かな人にそう言われるのは、「お世辞でも嬉しい。ありがと。」

はにかみながらありがとそういう君に「お世辞じゃないんだけどな。」「ははっありがとう。」半分信じてなさそうでちょっとショック。本当に、心の底から思っているのに。過去に賞もとってるし、作品を見聞きした人は大絶賛。感想を述べらられてもいつまでも君は自信が無いまま。なんで?確かに作品のできがいい時と正直君にしては劣ってる時がある。それでも、君が本気をだせば、そんなこと思わせない素敵な作品を作るくせにね。

テーマも作りやすい。けれどなんの結果も残せなかったら、努力できなかったら、または努力が足りなかったらそれを考えるとどうしても消極的になる。昔から人の評価が気になるから。そんな自分が嫌で、人の評価なんてどうでもいい。そんなお前に惹かれた。好きだけど同時に羨ましい。そんな妬みがうまれそうでこわいんだ。そんな事を思ってた過去を思い出して、少し笑う。そんな僕にお前は「どうしたの?」過去の自分に一言言うなら難しく考えなくても案外大丈夫。BL お題 人情澆薄なやつに溺愛される日々

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投稿者: shirokumaroll mashiro

しろくまロールです。ましろです。パスワードは222です。