BLお題小説 意識してる

「俺の存在をもっと意識してよ。」「やだ。」「なんで嫌なの。」「お前、なんでそんな恥ずかしげもなくそんなセリフ言えるわけ。」呆れたような声は確かに照れをのせていて可愛いなと思う。「好きだから。そういう君は平気で言う時と今みたいに言ってくれない時の差が激しいね。」本当に、普段あれだけ周りに愛想振りまいて好きとか言うくせに。他にも、1人になりたがったり、かまってよと甘えてきたり。よくわからないな。最初は無邪気な仔犬だと思ったのに実際は気まぐれな猫だ。

嫌ってくらいお前の、声に、発言に、その手の指先の行方をいつも気にしてる。そんな恥ずかしいセリフ言わせるな。ノリの時は全然大丈夫だし素直に言えるけどさ…ガチは照れる。「ああいうのは、相手が本気じゃないというか半分冗談で言ってる時に限るでしょ。」「なにそれ、君、もしかして周りに可愛いや好きって言われたり俺に結婚しよとか言われるのも全部半分冗談だと思ってるの?」

驚いた。彼が自信が無いのは知っていたけれどまさかここまでとは。愛されたい。でも他人からの愛情を信じれないなんて「そうだよ。何可哀想だとでも思うわけ?」そんなこと「思わないよ。けれど、俺の愛の言葉は信じてよ。」ギューしよ。そんな意味合いで手を伸ばすと今度は素直に腕の中に来るのだからたまらない。

「信じて…ないわけじゃない。ただ、疑心暗鬼になるだけで。気分が悪い時、不安や落ち込みでひどく思うだけ。」腕の中に収まって本音を言う。そしたら「繊細だね。もちろんそんな君も可愛いけれど。」「繊細すぎて少し生きづらい…」こぼすと「いつか完全に信じさせてあげようか」笑いながら言うから、「なにそれ、できるものならやってみなよ。」挑発的にはなった言葉は、願望だ

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投稿者: shirokumaroll mashiro

しろくまロールです。ましろです。パスワードは222です。