ホオズキ クーモクss

ホオズキ

「身体だけの関係にならない?好きにはならないから。」なるべく自然に吐いた嘘がこの関係を作った。でも後悔はしてない。嘘をつかなければ何も始まらなかったから。なのに「嘘でもいいから音を頂戴。」なんて愛をねだるような言葉を口にしてしまった。そんなワタシにあっさり「好き」意味合いが違う言葉を、または嘘をキスでふさいで「ワタシも好きだよ」だなんてごめんじゃすまない消せない本音を。人の気持ちに気づかないほどキミは鈍感じゃないだろう。なのに今の関係を続けるのは都合がいいから?それとも心地いいとおもってる?後者なら期待しちゃうんだけど。キミのことはだいたいわかるけど今は少し分からない。

・・・最初から嘘なのは分かってた。だけど、なぜか拒否する選択は頭になかった。だから、偽りでもいいからとすがるような目で言葉を求められたときも簡単に言えた。自分でも驚くほど。これがどういうことなのか分からないほどお前は鈍くないはずだろう。だけど、この先は…

勝手な解釈だけどきっとモクレンもワタシに好意を抱いてくれてる。だけど、嘘は死ぬまでつきつづける。きっとそれを望んでるだろうから。「好きじゃなくて愛してる」心からの本音を、その言葉を伝えればきっとキミの重荷になって、キミは終わりを告げなければならない。だから、キミが安心してこの関係を続けられるように今日も、偽る。積もったホオズキに溺れ死ぬことになっても。

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投稿者: shirokumaroll mashiro

しろくまロールです。ましろです。パスワードは222です。