クーモク小説 緩やかに変わる関係

ゆるやかに変わりつつある関係

つい、口が滑った。

「もう少し、一緒にいたい。」

ワタシ達はただの身体だけの関係だ。沈黙が辛い。

ウザイと思われただろうか。

「なんで?寂しいわけ?まあどうでもいけど。」

ああ、うざいとすら思われなかった。

モクレンは無関心みたいだ。

それが1番心にくる。そう思っていたら

グイッと抱き寄せられた。

「モク…レン…?」

「お前がしつこく抱き潰すから疲れた。帰るのが面倒だ。このままここで寝る。」

予想外だ。モクレンがこんな優しさを見せるなんて。これは自惚れてもいいのかな。もしワタシじゃなくて他の人だったら?さすがにそこまで聞く勇気はない。

「ありがとう、おやすみ。」

緩みっぱなしの顔を見られたくなくてモクレンの胸に顔をうずめる。規則正しい心音が心地いい。

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投稿者: shirokumaroll mashiro

しろくまロールです。ましろです。パスワードは222です。