百合小説 乙しえ

「お前いい加減にしろよ」

「えっなに怒ってるのしえなちゃん」

心当たりがない。しえなちゃんのシーツ切り刻んだのかな。それともカーテン?メガネ?なんだろう…?

「また僕の本勝手に読んだだろ…!」

ああ、なんだそんなことか。うっかりほかのこと言わなくてよかったー笑

「えーそれくらいいいじゃん」

もう、しえなちゃんってば怒った顔も可愛いなー。

「よくな…いった舌噛んだ血の味がする」

最悪だ。勝手に本は読まれるし舌を噛むし。地味に痛いんだよな。

「えっ大丈夫?出血しなきゃ」

出血はやっぱりキスしてあげるのがいいよね♡

「んっ/////」キスされた。舌も。はっ?武智のやつ何考えてんだよ?!恥ずかしすぎるだろ?漫画かよ/////嫌いじゃない自分が嫌だ/////

「お前、何するんだよ?!」

「えー消毒しただけだよ♡」

照れちゃってかわいいー笑

「漫画か?!そもそもいきなりすぎるだろ」

「いきなりじゃなきゃいいってこと笑?」

もう、しえなちゃんってば嬉しい癖に素直じゃないんだからー。そんな所も可愛いんだけど。まぁ、素直なしえなちゃんはしえなちゃんらしくないからこれでいいかも。

「えっあっ違う/////」

「顔真っ赤だよ。説得力ない笑本当は嬉しいくせに」

「嬉しくなんか…!」

「えーでも前にこういうシチュエーションの漫画読んでニヤけてたじゃん笑」

「なっなんで知ってるんだよ?!」まっまさか隠してた本も読まれたのか?!恥ずかしすぎて死ぬ…

「秘密♡それより彼女なんだからこれくらいいいじゃん!いつまでもウブで可愛いねー♡」

「っ簡単に可愛いとか言うな…!/////」

ああ、どうして武智はいつもこう恥ずかしげもなくこんなことばっか言えるんだよ…!いつも僕ばっかり照れて余裕ないじゃないか…!

「事実だもん笑」

「っ/////お前はいつも余裕そうだよな…」

「んーまあしえなちゃんよりは笑?」

しえなちゃん初心だもんなー笑

「ずるい…」

「ん?もしかして拗ねてる?」

「だったらなんだよ。悪いかっ」

いっつもそうだ。武智ばっかり余裕があってずるい…

「んーん面倒だけどそんな所もかわいいよ」

面倒って言ったら拗ねるんだろうなー拗ねるの可愛すぎてつい意地悪しちゃうんだよね笑

「面倒ってお前素直すぎるだろ…」

「嫌い笑?」

「別に/////」

「ん、余裕のないしえなちゃん可愛くて好きだよ。機嫌直して…?」

「ぼくも、余裕のある武智嫌いじゃない/////」

「わぁー素直なしえなちゃん珍しい…!キスしていいですか…?」動揺して丁寧語になっちゃうくらいしえなちゃんにベタ惚れなんだけどなぁ…

「そんなの聞くなバカ/////」

「ん、キス…するね」

無防備な彼女の唇にそっとキスをする。ほんのりと赤くなった頬もキスを待つ顔も可愛いね。シリアルキラーな私がまさかこんな地味でタイプじゃない子に恋する日が来るなんて思わなかったな。

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乙しえ ss小説

投稿者: shirokumaroll

しろくまロールです。食べ物関連、音楽関連、スマホゲーム関連、その他のことを書いています。もともとは、はてなブログを一ヶ月ほどしていました。ブログ初心者です。よろしくお願いします。このサイトのリンクを貼ったり紹介してくださるのは大歓迎です。むしろ拡散希望ですもん(´・ω・`)