gl小説 真矢クロ

意を決して問いかける。
「あなたは…私の事好きですか…?」

 

「嫌いよ」

「っそうですか…」
自惚れていた。西條さんは、私のライバルで少なからず私に好意があると思っていた。けれど勘違いだった。これが、自信をなくしている今じゃなく、普段ならきにせずにいられただろうか。いや、無理だ。私は彼女のことがおそらく、いえ、絶対に好きですからね。

何泣きそうになってんのよ。仕方ないわね。」
そっと抱き寄せられた。嬉しいけれど嬉しくない。仕方ないわねとあきれたような声なんかききたくありませんでした。こんな、みっともない姿、見せたくなかった。

ちょっなんで泣くのよ?!ああもうあんたの事は好きだけど今みたいに自信の無いアンタは嫌いって言ってんのよ!普段みたいに自信満々にしなさいよ!」
弱ってるのなんて珍しいからつい動揺してきつく当たってしまう。
「わ、たしだって、こんなじぶんいやです」涙でぼやけてクロディーヌが見えない。つらい。いやだ。

「真矢…?ほんとうにどうしちゃったのよ…?」

落ち着け私、真矢は私が弱ってる時どう接してくれた?そうだ、厳しくも優しさがあった。さっきの私は厳しいだけの言葉しかはいてない。ちゃんと、私がしっかりしなきゃ。
「真矢、好きよ」

「っ…?さっきはきらいで今度は好き…?私のご機嫌取りかなにかですか?!」自分で言っておいてグサリとくる。そんなの嫌だ。

違うわよ。私は、自身のある真矢が好き。今の真矢は小さな子供みたい。そんな、不安になんかなる必要ない。アンタは私が好きな真矢なんだから自信持ちなさいよ。」ああもう、なんでこんな言い方しかできないのか自分でも頭が痛くなる。伝われ、伝わってくれなきゃ真矢をこれ以上泣かせたくなんか、傷つけたくない。

「クロディーヌ…ごめんなさい。ありがとうございます。おかげで目が覚めました。」途端に今までの自分の言動が恥ずかしくなってくる。嫌われてないだろうかなんてまた馬鹿なことを考え始めてしまう。

「別にいいわ。今までもこれからもぶつかって素直に不安も何もかも伝え会える関係の方が私たちらしいでしょ?」

「クロ…ディーヌ…」不安が吹っ飛んだ。そうだ、クロディーヌが私を嫌うなんてありえない。私のクロディーヌ。本当に目が覚めた。

「何よ。まさかまだ不安なわけ?」「いいえ、目が覚めました。私のクロディーヌ。」

「それでこそ私の真矢よ。」本当に、手がかかる。でもこんな真矢は私だけしか知らない。うん、私だけしか知らなくていい。普段はクールな方が強いけどちょっと面倒でかわいい1面はキュートね。私の真矢。

投稿者: shirokumaroll

しろくまロールです。食べ物関連、音楽関連、スマホゲーム関連、その他のことを書いています。もともとは、はてなブログを一ヶ月ほどしていました。ブログ初心者です。よろしくお願いします。このサイトのリンクを貼ったり紹介してくださるのは大歓迎です。むしろ拡散希望ですもん(´・ω・`)