gl小説 麦琴

「沈利さんはさ、どこが好きなの?」

「は?何よ急に」

「うん、だからさ、私のどこが好き勝手きいてんのよ!」

「なにそのめんどくさい彼女みたいなの」

「はぐらかすってことは好きなとこないの…?」

「しかも勝手に落ち込む。完全にめんどくさい彼女じゃないの」

「付き合ってるんだしいいでしょ別に…」

「はいはい、また今度ね」少し落ち込む。沈利さんがそういうこと言ってくれるタイプだと思っていたわけじゃない。でも、やっぱり言葉が欲しくなる。

「今度なんてないくせに!沈利さんのバカ!」ポロポロと涙を流しながら声を荒らげ叫ぶ自分は滑稽だろう。

「っごめ。ごめんなさい。まさかそんな泣くなんて思ってなかったのよ。」わー最悪だ。どうすりゃいいんだ?!ガキなのは知ってたけどまさか泣くか?!

「別にいいよ」完全に拗ねてるな…そっと抱きしめてみるか。

「機嫌直してよ」

「ぎゅーくらいじゃ機嫌直るほど単純じゃない」うそ、ほんとはもう顔の緩みバレないよう必死なのにいつも意地張ってバッカみたい。

「うん、ごめん。好きよ美琴。勝手に不安になって泣き出すのもめんどいとこも全部可愛いなって思う。すぐ泣く姿ガキだなとも思うけど、それ以上に愛しいって思った。守ってあげたいって。ほらっさっさと泣きやみなさいよ!」素直に伝えるなんて私らしくない。けど美琴が望むならしゃあない笑

「い、がい…沈利さんが言葉にした…嬉しい…ありがとう大好き」泣きながらとぎれとぎれに言葉を返す美琴。

「ん、今回はさすがに私が悪かったからね…」

「これからもめんどくいかもだけど許してね…」

「別にいいわよ、めんどいとこも全部ひっくるめて好きなんだから。」砂糖吐きそう。けど心からそう思う。そっと抱きしめた美琴の頭にきづかれないようにキスを落とす。これくらいは許してよね…?

投稿者: shirokumaroll

しろくまロールです。食べ物関連、音楽関連、スマホゲーム関連、その他のことを書いています。もともとは、はてなブログを一ヶ月ほどしていました。ブログ初心者です。よろしくお願いします。このサイトのリンクを貼ったり紹介してくださるのは大歓迎です。むしろ拡散希望ですもん(´・ω・`)